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FAQ ドリルチャック

キー付きチャックとキーレスチャックの違いはなんですか。

キー付きチャックは100年以上も前から作られ続けてきた伝統的なチャックで、ハンドル(=キー)を穴に差し込んで回転させそれによって締め付け解除を行うものです。
その利点は、テコ利用のハンドルによってきつく締めることができ、また解除も容易にできることです。基本メカは余裕をもってデザインされています。落下にも比較的強いです。
欠点はハンドルをなくしてしまうと全く使用不可になりあちこち探し回って時間をとられることです。

キーレスチャックは素手でスリーブを回して締め付けるもので、文字通りキー(=ハンドル)を使いません。
素手で締め付けて充分なビット把握力を得るにはいろいろ工夫が必要です。爪・ギヤのネジを細かくしたり、使用中の振動で緩まないように緩み止めロック機構をつけなければならない場合もあります。落下に弱いところもあります。

現在ではキーレスチャックがポータブルツールの主流になりました。簡単な操作と価格の低下がユーザーに受け入れられたからです。

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